おたふくかぜと診断された方へ

おたふくかぜによる難聴の発生頻度を調べています

頻度は少ないといわれていますが、片側の耳が全く聞こえなくなる事があります。

 この発生頻度を調べ、軽い難聴を早く見つけるための調査を行なっていますので、どうかご協力をお願いします。

これから毎日、医師に指示された日まで、ご家庭でお子さんの聴力の検査をしてください。

聴力検査のやり方

        

  お子さんの耳の近くで指をこすり合わせて音を出し、音が聞こえた方の手を上げてもらいます。手の動きを見て答えてしまう時には、背中側からしてあげるといいでしょう。  何回か試して、正答できていれば、別紙の調査票のその日の所(左右各々)に丸印をつけてください。

 小学生以上のお子さんでしたら、自分で指こすりの検査をさせても構いません。時々はお母さんが確認してください。

 指こすりの検査で、聞こえているのかはっきりしない時には、時計の音を耳元で聞かせる。あるいは電話の天気予報などを聞かせるなどでも構いません。小さいお子さんで指こすりの検査がうまく出来ない場合は、音の出るおもちゃなどを子どもから見えないところで鳴らして反応を見るなどの方法で調べてください。

おたふく風邪にかかってから2週間、毎日2回この検査をお願いします。

もしも検査での異常や不安なことがあったらすぐに相談に来てください。必要に応じておたふくかぜウイルスの確認のための血清検査や、耳鼻科への紹介をさせて頂きます。

14日目まで終了したら、問題がなくても必ず調査票を当院に返送してください。
郵送のほかご持参、Faxでも結構です。


近畿外来小児科学研究グループ              協力医

ムンプス難聴班プロジェクトリーダー
   橋本こどもクリニック 橋本裕美
     連絡先住所:大阪府茨木市太田3-21-17
        TEL:072-631-9001


上の説明を受けて、理解できました。

おたふくかぜ後の難聴の実態調査に協力します。

  年    月     日

保護者のサイン___________________

本人のサイン_________________可能な場合のみで結構です


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ただしパスワードが必要ですので、管理者まで連絡ください。

保護者への説明文書、調査票の印刷